皆様 お待たせしました!
毎年恒例、年に一度のお楽しみ!
第22回になりました大信州酒造様の今期一本目の搾りたて新酒の限定酒「ふな場詰め」解禁でございます!!!
お酒のご紹介は前回のブログでお伝えしましたので、今回は「ふな場詰め研修会」の内容を、怒られない程度にご紹介してまいります。
午後からの受付で事務所に入りますと、そこには今期のふな場詰めの試飲酒が並べてありました。もうね、この時点でドキドキワクワクですよ。
どうぞと促されて、まず香りを・・・。おっ、昨年よりは立ち香がさらにフルーティ。リンゴ系のちょっとボリューミーな感じ。この香りがお米で出るってが不思議です。
さぁではと一口含んだ瞬間、「うをぉっっ」っと思わず声が出てしまいました。一塊で入ってくるキレイでジューシーな旨みが、新酒なのに柔らかい。そしてまるっと膨らむ。
これは・・・。うまい。あぁ、この果実の様な透明感のある甘さ、果実味を演出する僅な酸、なめらかな旨みを舌先から中ほどまで十分に感じながら口中の奥に送り込む。
殆どの新酒はここから喉奥で若いアルコールならではの苦味やえぐみがくるは・・ず・・なんだけど。
あれ?殆ど感じないぞ・・・。いや飲み込んだ後にもくる刺激的なアルコール感が・・・、あれ?
フレッシュ感は感じるんだけど、粗いアルコール感が無い。何故に!!!。
そうこれが大信州のふな場詰め。大信州の新酒なんだなぁと。軽く含んだ時に味わう果汁感が最高です。含んだお酒を舌先で温めてあげると、口中でふわっと膨らむ深さもあります。
今年のお米の質の高さを感じます。利き酒をした瞬間、他の酒屋さんも「んんっ」とか「おわっ」とか「んーーーー」とか思わず声が。わっかるわーーー。
酒屋ってこの瞬間何考えると思います? これカッコつけてるわけじゃなく、共通して浮かぶのは「お客様の笑顔」なんですよ。いやホントに。
こりゃお客さん喜ぶな~~って思うんです。今年も素晴らしいお酒をありがとうございます。
素晴らしいお米を作ってくださった契約農家の皆様。それをお酒に昇華させた蔵人の皆様。お客様が喜ばれるのは確実です。
大事にご紹介させていただきます。毎年生まれる変わるお酒は一期一会。ぜひ今年のお酒に会いに来てください。
素晴らしい出会いが待っていますよ。
ふな場詰めレポート・その1